コンタクトレンズ

調剤薬局の日常業務

大学生の時には部活はバレーボール部に所属し、当時近眼のメガネをつけてプレイしていた。

その頃、コンタクトレンズは世の中にあったが、非常に高価で購入できるようなものではなかった。メガネにボールが当たっても大丈夫な柔らかい素材のものやメガネが落ちないようにするバンドのようなものが普及されていた。

大学2年生の頃だったと思うが同じ部活の同級生がソフトレンズを先に購入した。その頃に私も使ってみたいと思い親に買ってもらったことを覚えている。買った場所は、高島屋大阪難波店内にあった眼科である。

当時メニコンのソフトレンズの両目セット約50,000円である。毎日レンズの手入れを怠ってはいけない。煮沸消毒をしなくてはいけない。装着時間は必ず8時間以内とかいわれ装着するのは厳しかった。

うたた寝でもし、朝まで寝てしまったらコンタクトレンズが指で取れなくなるので眼科行きになる。レンズを取ってもらっても、痛くて目の前は真っ白にしか見えない。誤った使い方は、目にとんでもないダメージを与えてしまう。

何年か経過すると酸素透過性の良い素晴らしいものが発売されるようになった。長時間使えたり、使い捨てのレンズになった。

今はコンタクトレンズはネットでの購入もできる。もしくは眼科診察をしてその横にあるメガネ店などで購入する方法がある。どのようにして買っても正しい使い方をお願いしたい。使い方によっては目に傷を負ってしまう。そのようなケースは非常に多いのは現実。

私自身は57歳であるので定期的に医師の検査をして購入している。診察時に眼圧などの検査をたまにしてくれるのも助かっている。目の健康診断をしてもらっているような感じである。

ネットで購入するのも良いが定期的に検査も怠らないようにしてほしい。傷をつけてしまってはおしまいである。そして傷をつけて無理に装着しているのはもっと怖い。若い時は気にならないかもしれない。