緩和ケア

日常の出来事

日曜日、午後から夕方にかけて和歌山市内で開催されている日本薬剤師会学術大会に行ってきた。IT機器や調剤機器を中心に周り、最新の機器について教えてもらった。全自動タイプの機器がずらり並ぶ。10年前の状況を思い出せば相当違う。10年後の薬局はどうなっているのだろうか。

そのためにも10年先の薬局を見ようと、昨日午前中、和歌山に行く前に大阪の東大阪市の知り合いの薬局を訪問してきた。施設もあるが居宅の在宅、特に緩和ケアに力を注がれている。私も今、居宅の訪問に意識しているせいか、気になってしまうのかそれなりに質問が出る。

特に勉強になったのは、患者さん自身が管理する輸液ポンプの使い方のデモであった。今までこのようなものを学会などで見てきたが全然理解できなかった。だが、今回の彼の言っていたことを非常に理解できた。特に輸液ポンプが進化してきている点、なぜそれが使われるのかを言ってくれてた。一言一言が突き刺さるような強烈なポイントがあった。北海道の在宅ケアを中心に仕事をしている彼の言っていたことがわかってきた。

ぼやっとした言い方で申し訳ないが、私も緩和ケアに携わることができるかもしれないと感じる。

その説明する姿を見て、今の若い薬剤師さんががんばっていると感じたし、ちょっと先にこんなことしておいた方が良いよという薬局の姿をその薬局で見せてもらったように思える。
最高の時間を過ごせた。

追加であるが、薬学生を受け入れる体制も整えており、実務実習指導の仕方についても教えてもらった。その時にもこの緩和ケアの実務が役に立つと感じる。

ちなみに、写真は、和歌山城である。今日夕方までに島に帰る。愛媛のお知り合いの薬剤師さんにも大変お世話になった。紀の川SAのたこ焼き美味しかったです。