月曜日の日経新聞の13面に電子処方箋が1月からスタートという記事があった。それには、医療機関のマイナンバーカード対応が前提と書かれている。私たちもその前提のお医療機関に含まれるが設置してほったらかしのところも多いようだ。ベンダーに問い合わせをすることもあるが使っていないところがほとんどと聞く。なぜなんだろうかと疑問が湧く。
ポータルサイトを設置して4月からそのマイナンバーカードを持参依頼している。持っている患者さんはいるが、まだまだ少ないのも現状でもある。
患者さんがそのカードを持参し、情報提供を承諾した場合、過去に医療機関が処方した薬を確認できる。最近までは、医療機関までは分からなかった。いつからかはわからないが、医療機関名も記載されるようになっている。
少しずつだが、開示される情報が少しずつ増えてきているように感じる。
また、いつからかはわからないがポータルサイトのパソコン上に、9月17日から9月23日の公開期間で、緊急時医療情報・資格確認機能の開放というお知らせがあった。非常に重要で安易に扱えない情報である。
上記の期間、もし台風で被害があったような場合、過去の処方された薬の内容などの情報をポータルサイトのパソコンを通じて見ることができるのだと思われる。
見られる人の情報は、事前にどこかの医療機関においてマイナンバーカードを持参し承諾した人だけの分かは確認はしていない。
今後ソフトのバージョンアップならびに情報の開示が今後段階的進みそして増えていくだろう。災害などの緊急事態の場合、患者さんが今服用している薬の内容をすぐに見られるのは、万が一の場合かもしれないが、患者さんやその家族は助かったと感じるだろう。
マイナンバーカードの扱いに関しては気をつけないといけないが、さまざまな場面で助かったとか便利になったと感じる機会が増えていくのかもしれない。
薬剤師の仕事において、今までにはない多くの情報を見ることができるようになる。より一層の責任が出てくる。見ていませんでしたでは許されない場面も出てくるのではないだろうか。
また熱帯低気圧が発生した。予報ではこの島には向かわないようである。少しホッとした。