備蓄医薬品

調剤薬局の日常業務

薬局の備蓄の中に変な箱がいっぱい残っているように思える。変な箱とはなんぞや。大手の薬局はわからないが、中小の薬局では、後発医薬品の10錠ぐらい残った薬箱が意外にあるように思える。すべて出してみたわけではないがある。

卸さんはいつも使っている同じメーカーのジェネリック医薬品を準備することはできないことは多い。そんなことが何年も続いた。そのため、違うメーカーに変更した場合。ちょっと残ってしまうことなる。

それを何回か変更すると1品目で数箱残ることになる。それが20品目あれば40箱ぐらい10錠以内の使われない薬が残っていることになる。ジェネリックなので価格は安い。だがチリも積もればなんとかやらで、薬局にいっぱいあるのではないかと思われる。

それとは別に卸さんはそのジェネリック医薬品の販売実績がないと販売できないと言って多めに薬局に販売していることはないだろうか。薬局はお薬を供給できないとまずいので実績作りと備蓄がなくなるのが怖いのでちょっと多めに購入してしまう。それって上手いこと買わされているようにも思える。

そのちょっと余った薬も大変だが、ちょっと多めに購入した薬は在庫率を考えると信じられないぐらい増える。しかも、台風がこんなにくると尚更増えてしまうことになる。思う壺である。

全国の皆さんの薬局にも多くの薬が残っているのではないかと思われる。ジャブのように効いてくるこのジェネリック医薬品騒動は、もう数年後経過したら普通の波が台風の時の高潮に変化しているのではないかと思われる。いやもうすでに来ているように思える。