これから

調剤薬局の日常業務

薬局の仕事を長くしている。もうかれこれ20年は経過した。初めて投薬台でお薬の説明をした時には、ビビることはなかったが、薬局に所属していたもう1人の女性薬剤師さんがどんな風に説明しているのかひたすら聞いていたのを覚えている。

大学生の時には、病院などの実務実習は行ったことがない。そのため薬局で働いている薬剤師さんが私の師匠みたいなものである。何年か経過した時に、1ヶ月間毎日半日ある医師会病院で研修をした。その時が人生初めて卒後ではあるが実務研修したことになる。その時の薬局長さんには大変お世話になり、感謝しかない。

今の薬学生は、薬剤師としての実務の実習を相当勉強しているのではないだろうか。

私はその時に、抗がん剤と医療用麻薬の勉強できたのは人生の中で良かったと思う。今後はそんな医薬品の勉強も大切ではあるが、薬局の存在する地域の中に溶け込んだ仕事ができるかにかかっていると思う。

薬局の近くの医療機関や医療介護に關係するお仕事をしている事業所、行政機関との連携する仕事をしっかりできないといけない。

薬剤師は単なる薬を渡すだけの仕事ではいけないのは皆さんわかっていると思うが、実行していかなくてはいけない時期に来ている。

ちょっとつまんでするのではなく計画的にしっかりまとめて仕事をしていかなくてはいけない。

写真は、島のある港町の風景である。