マイナンバーカードの今

調剤薬局の日常業務

人によっては財布の中に入れている人もあれば家に置いている人もいる。まだ、発行していない人もいるのは間違いない。また、有効期限が切れている場合がある。

世の中よっぽどのことがない限りマイナンバーカードに100%移行することになる。国は多くのお金を使っているのでそれを覆すことはないと感じる。

薬局などの医療機関もこの数年お金を使ってきた。

機器の機能が追加するたびに請求書が郵送されてくる。ベンダーさんは忙しいかもしれないが結構儲かっているのではないだろうか。

ただ、薬局で健康保険証として提示してもらえることはまだまだである。

昨年の4月からずっと受付で提示依頼を求めてきたが全然皆さん提示しようとすらしない。読み取り機器にカードを挿入した人は、全体の約4%ぐらいだっただろうか。月によっては2%ぐらいである。

昨日金曜日、薬局の受付女性が頑張ってくれたからだろうか。瞬間的にその日は約20%の人が持参し読み取り機器で受付をしてくれたのだ。

言い方が上手いのだろうか。やりとりの中で、作っているのか、持っているのか、出しても良いのか、同意するのかなど色々な言い方があることに気づく。

たまたま忘れた人もいた。それはしょうがないが残念。

感じることは、みんなが提示してほしいという気持ちで依頼することだ。受付でも、服薬の説明中でも、会計時でもいいタイミングで言うことだ。スタッフみんな言い方が違うがたまにヒットした言い方になることはある。

1人の同じ言い方では訴え方には限度がある。精神論になるかもしれないがスタッフみんなの気持ちが患者さんに伝わるのではないだろうか。

4月の平均ではまだまだであるが瞬間的にそんな日が出れば、先は少し明るい。