勉強会

調剤薬局の日常業務

昨日、鹿児島市内の自薬局の薬剤師や事務職を集めて令和6年度の調剤報酬改定について勉強会を行った。私は、1回で納得できるようなことはない。何回も資料を見てそして1人でもみんなとでしゃべるしかない。そうやっているうちに理解できるし、どうやって行こうと思い浮かぶこともある。

その鹿児島市内で勉強会をするためには私の代わりになる薬剤師さんが徳之島にいなくてはいけない。朝から女性の薬剤師さん2人に勤務してもらった。私がいなくても薬局は動く。

いつか私は引退する時がくる。使い物になるかは別だが、約10年はこの仕事をしなくてはいけない。あと4回ほど調剤報酬改定を経験すれば10年ぐらい経過する。4回変化があれば薬局はどんな風な状況になっているだろうか。

少なくとも居宅訪問は進む。そしてDXも進む。3回ほど経過すれば処方箋は紙もなくなる。すべてがデジタルになる。お薬手帳はその時には無くなっているかもしれない。マイナンバーカードさえあればすべての医療情報がリアルタイムにわかる。

紙がなくなれば経費も浮く。その代わりデジタルのための経費がもっと高くかかるかも。
その時に鹿児島市内や離島の島の薬局の風景はどうなっているだろうか。少なくともイオンやセブン&アイという巨大なグループの傘下の薬局やドラッグストアだらけになっているかもしれない。

そんな中で小さい薬局はどうやって存続できるのだろうか。10年後に結果が出る。なんとか存続し次の世代の人にバトンタッチできる状態で渡したい。