徳之島

徳之島days

徳之島に着陸する時には畑がしっかり見える。畑はジャガイモそしてキビが中心だがその間に牛舎が所々にある。それ以外もあるがその3つを中心に仕事をしている家が多い。どちらかというと海よりも陸の上の仕事が多いと思う。

着陸する時に飛行機からその風景を何回も見てきた。この島に来て今年は8年ぐらい経過したと思う。何年かわからなくなってきた。初めて見た時にはこの海の色と土の色には感動した。それは今もそうである。

私が生まれた昭和40年代、実家の大阪でも家の近くには良く似た色の畑と動物は違うが鶏を飼った鶏舎が多かった。そして畑にはさつまいもや玉ねぎが植えられており、今の時期だといちご畑も多かった。5月になると米の田植えが始まる。カエルの卵もよく見た。家の裏がそうだったのでカエルが夜うるさい状態。その頃冷房なんてないので窓をあけ扇風機で寝ていたのを覚えている。

実家の近くには商店がありそこでは米や卵が売られていて新聞紙で包装してくれたのを思い出す。

今は実家の周りには家ばかりである。畑のような場所はない。

この徳之島にはそんな昔の昭和に良く見たものや生き物そして商店が多い。私にとってはタイムスリップしたような場所であり、懐かしい感じがする。日本はその頃の風景に戻ってよいのではと思ってしまう。

その頃の人口は日本は1億はなかった。今はそこに向かっている。ということはそんなに家は必要ないかもしれない。まだいっぱい新しいマンションが建てられているがそんなに必要なんだろうか。

ただひたすら作るのではなく違った町づくりをした方が良いように思える。