間違いなく

調剤薬局の日常業務

毎朝、薬局に行くと分包機の電源を入れる。

昨日の朝、湯山さんの分包機のキャリブレーションをしてくださいという文言が分包機のpc画面に出た。医薬品の秤量する作業をこの分包機自身がしてくれるので毎月1回この作業をしなくてはいけない。

朝、この作業が面倒ではある。意外に時間がすぐに経過する。やるしかない。

この分包機があれば今までのような自分が秤量する作業がほぼなくなるので、日々の仕事において調剤後の不安はなくなる。記録が残っているので、改めてどのように調剤したか見ることができる。粉薬の間違いがなくなる。

人が行うのには間違いが必ずある。それを人が監査するが、それでもスルーすることがある。患者さんに渡す前に、再度、医薬品に印刷されているバーコードを機器で再度チェックする。

それによってかなりの錠剤の調剤ミスが減ったと考えられる。間違ったものを患者さんに渡すことはゼロに近くなった。

間違いは処方箋自体が間違っていないかを確認する作業が中心になっている。それ自体もソフトがチェックする時代になりつつある。

今後あらゆることが機器やAIなどを使って監査し、人が関与することが少なくなる。

患者さんに渡すまでの時間が少し必要だが、ほぼ間違はなくなるようになるだろう。