軽い運動で良いからと薬剤師が患者さんに向かって話すことはよくある。だけどそれができないのはなんでだろう。時間なのか時間をそれに費やそうと思わないからだろうか。歩くのを嫌がる人も多い。80歳ぐらいになったらどれくらい痛くなるのだろうか。
私自身、人に言えるほど運動をしていない。たかだか2日間だが散歩をした。距離にしたら1kmもない。数分である。食事前に外を歩いた。
きっかけはこの5分を作ることから始めなければいけないといつも思っている。この5分をどこかで毎日こじ開ける努力をすれば、することはできるようになる。
それからどのように歩いたら良いかわからない人も多いのかもしれない。よく昔感じたのは走り方である。走っているフォームで速さがかなり違い、長い距離も走れるようになる。
歩き方にもフォームがあるのだと思う。それを知って練習して動かせば長い距離を歩けるようになるように思える。写真のピンクの服装の女性はなんかぎこちない。
さらに体の柔軟性をよくすればより一層体が動くようになると思われる。実際、2日間ちょっと歩き、ちょっとストレッチ、ちょっと深呼吸をした結果体が軽くなったようだ。
たかだか5分だがそれを続けれれたらかなりの差になるのではないだろうか。テレビでよくある運動のエクササイズ、その時だけしてそれで終わりはよくある。
私薬剤師が、軽い運動という言葉だけ言って指導やってますよと思っているだけかもしれない。真剣に軽い運動とはどんなものなのか見せないといけないのかもしれない。そして実践してもらえるようになって初めて指導ができたとかっこよく言えるのかと思う。