加齢による聞きづらくなる人はいらっしゃる。私も最近何回も聞き直すことはある。そしてどうしても喋っているもの同士、大きな声になりがちである。
そんな時にさまざまな便利なものは存在する。
そんな機器を利用する時に相手の人がどの方向から一番聞こえやすいかを知っておく必要がある。その方向から話すと患者さんも薬剤師も大きな声で話す必要はなくなる。
機器を同じ場所に設置し使っているだけでは使っている意味はあまりない。
両方聞こえづらい人は少ないように思える。左側だけは聞こえやすいとか、右側は聞こえないとかある。
単純だが機器をつかって話すにしても聞こえやすい方向から音を発生させたほうが良い。たまに、手や顔の表情を使い理解できているかを確認しながら話したほうが良い。
その人の耳の聞こえ具合についてよく知っていると、機器まで使わなくても良いことも多い。
まずは、ゆっくり時間をかけてその人自身をよく知るために、色々話してみることが必要かもしれない。
人によっては聞こえないのにふんふんと言って聞こえるような素振りをする人も多いのが実情である。頑張っていきましょう。
もちろん聞こえる人でもふんふんと言って聞いていない人も多い。